「レディメイド(READYMADE)」や「セントマイケル(©SAINT M××××××)」を手掛ける細川雄太デザイナーは5月11〜25日に、村上隆が主宰するカイカイキキギャラリー(Kaikai Kiki Gallery、東京都港区元麻布2-3-30)で初の個展「-YES-」を開催する。
今回の個展では細川デザイナーのプロダクトに用いるグラフィックに焦点を当て、洋服のデザインとしてではなく、アートピースとしてのグラフィック作品と3Dデータによる立体作品を発表する。
細川デザイナーは「一見パロディに見えるような作品でも、先入観なく肯定的な目線で見て欲しい。肯定的に見つめ直すことで、見え方が変わってくるのではないか」という。また村上は「細川さんの展覧会をとっても誇らしく、お届けしたい。村上の工房で制作したアートピースは、アートピースとしてのこだわりが満載で、これ以上ないシズルを盛り込んだものになっている。アートピースとしての完成度は非常に高く、制作した工場として胸を張れるものとなった。大変挑戦的な展覧会になると思う。ファッション業界の人も、アート業界の人も、ぜひ刮目して欲しい」とコメントしている。
なお、緊急事態宣言の発令に伴い、会期変更の可能性がある。