ビジネス

高島屋がほぼ全館営業へ 都内4店舗でファッションフロア再開

 高島屋は12日から、都内4店舗の全館営業(一部の売り場を除く)を再開する。これまで都内の百貨店(専門店との複合業態は百貨店部分)は食料品や化粧品など一部の売り場以外を休業していたが、衣料品やラグジュアリーブランドなどのフロアも開ける。宝飾品、美術品、ゴルフ用品を扱う売り場は、都の要請に従い休業を継続する。大阪の2店舗(高島屋大阪店、高島屋堺店)は府の要請に従い、引き続き食料品、化粧品以外の売り場を閉める。

 全館営業を再開するのは、日本橋高島屋S.C.、タカシマヤタイムズスクエア(渋谷区)、玉川高島屋S・C、立川高島屋S.C.。「これまでは行政の“短期集中”の感染対策方針を受けて人流抑制に協力すべく、大型連休前後に限って休業措置をとってきた」と高島屋広報。都は10日時点で百貨店への休業要請を継続しているが、そもそも対象範囲については明確なガイドラインがなく、これまでの休業も自社判断で実施してきた。「連休中にも百貨店のファッションフロアなどでお買い物をされたいというお客さまのニーズが多くあり、(全館営業の)再開を決めた」。なお日本橋高島屋S.C.、玉川高島屋S・Cの専門店部分に関しては、ファッションや雑貨を扱う店舗、レストランなどの営業をすでに順次再開している。

 百貨店への休業要請が解除される京都の2店(高島屋京都店、高島屋洛西店)は、平日の全館営業を再開する(休日は食料品フロア以外を休業)。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。