「全ての人に平等で差別のない技術やサービスを提供することは、美容室だからこそできる社会課題で、“すべての人に夢と希望を与える”という企業理念にも合致する。そうした背景から今回、アンバサダーにトランスジェンダーとして自らの生き方を発信し、社会で活躍しているサリー楓さんを迎えた。誰もが輝いて幸せになれる社会の実現に向けて“Leap(飛躍)”することをテーマに、国際社会に対して当社の姿勢を訴えかけていく」と、同社広報は話す。
サリー楓は「これまで、人に相談することで助けられた部分がたくさんあった。美容師に相談して、見た目のアドバイスをもらい、心のケアをしてもらったこともある。定期的に通う中で、髪の話を通して『自分はこういう風に生きていいんだ』という自信を得られたり、自分の生き方を肯定してくれるような会話ができたり、貴重な経験が根底にあったからこそ、アンバサダーの話をもらってとてもうれしい。自分が発信することで何かの役に立てれば、こんなに幸せなことはない」とコメントした。
サリー楓は、慶應義塾大学在学中に社会的な性別を変え、トランスジェンダーとして活動を開始。LGBTQに関する講演活動をはじめ、ファッションモデル、ブランディング、建築のデザインやコンサルティングなど多岐にわたり活躍。主演ドキュメンタリーフィルム「息子のままで、女子になる」で、“ロサンゼルス ダイバーシティフィルムフェスティバル2020 ベストドキュメンタリー”を受賞した。