「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は、2023年末までに全製品で英ビーガンソサエティ(THE VEGAN SOCIETY)の認証を取得すると発表した。現在、6割の製品がビーガンに対応するが、今後3700以上の原料を対象に認証取得を目指す。
1976年に誕生した「ザボディショップ」は、89年に化粧品業界で初めて化粧品の動物実験反対のキャンペーンを実施。2018年には化粧品の動物実験撤廃を求めてニューヨークの国連本部に830万筆の署名を提出するなど「美の追求のために動物を傷つけるべきではない」という信条を持ち、継続的に社会活動を行っている。ライオネル・ソロー(Lionel Thoreau)ザボディショップ グローバルブランド・ディレクターは「当社にとって100%ビーガン対応は自然な次のステップで、ビーガンビューティーは、当社の持続可能性と環境保護の試みにおいて次の重要な段階だ」とコメントした。
また、環境に配慮した取り組みの一環として、21年末までに14市場の800店舗で店内でのリサイクルプログラム「Return, Recycle and Repeat」を拡大する。なお、レフィルステーションの導入も積極的に行い、21年には世界で500店舗、22年にはさらに300店舗を加えて展開する。国内では、表参道店をはじめ、4月にオープンした名古屋のタカシマヤ ゲートタワーモール店、大分のアミュプラザおおいた店、福岡のアミュプラザ小倉店の4店舗で展開している。