ファッション

「ジャックムス」が“すぐ買える”コレクションに 6月30日のショー直後から新作を販売

 「ジャックムス(JACQUEMUS)」は、6月30日に約1年ぶりとなる男女合同ショーを開催し、新コレクション“ラ モンターニュ(La Montagne)”を発表する。シーズンレスな同コレクションは、ショー終了直後から披露したアイテムを販売する、いわゆる“SEE NOW, BUY NOW(見てすぐ買える)”形式。その後、さらに何度かに分けてアイテムをリリースするという。

 シモン・ポート・ジャックムス(Simon Porte Jacquemus)=デザイナーは、「この1年は自分たちらしくいることの大切さを実感したし、みんなとファッションを楽しむ瞬間を共有したかった。今回のコレクションは、より多様な環境に適応するモダンで柔軟なアプローチへの移行を示すもの。僕たちが目指しているのは、発表から製品化までの間、コレクションの熱量を保ち続けることだ」とコメント。「僕たちにとって、これはより身近で現実的に感じられるアプローチ。今は、シーズンにとらわれないことにフォーカスしている。自分たちの独立精神に誠実でありつつ、挑戦と改革に取り組んでいきたい」と続ける。

 「ジャックムス」はここ数年、パリ・ファッション・ウイークの公式カレンダーから離れ、雄大なラベンダー畑や麦畑でショーを開催。雄大な自然を背景にしたドラマチックなショーは、340万フォロワーを抱えるインスタグラムを中心に大きな話題を集めた。またファッションにとどまらず、百貨店ギャラリー・ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE)のシャンゼリゼ通り店内にあるカフェ「シトロン(CITRON)」を手掛けるなど、活躍の場を広げている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。