地上5階・地下1階からなる都内最大級の時計専門店「イシダ新宿」が、6月19日にリニューアルオープンした。目玉の一つが、新設されたコンシェルジュ制度だ。「WWDJAPAN」編集部で最も若く、「経営層への取材機会も増え、身だしなみや礼儀として、そろそろちゃんとした時計が欲しい……」と思っていた高級時計ビギナーの木村和花記者(25歳)に、この新サービスを体験してもらった。
事前に小林信介コンシェルジュに渡したのは、木村記者の好みのデザインや色、予算感など。このパーソナルデータをもとに小林コンシェルジュが選んだのは、1830年創業のスイスブランド「ボーム&メルシエ(BAUME & MERCIER)」、アイコンモデルの“レベルソ”がキャリア女性にも人気の「ジャガー・ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」、“3大時計ブランド”である世界最古(1755年創業)のマニュファクチュール(時計の心臓部であるムーブメントから自社一貫製造する時計メーカー)「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」の3本。
時に時計の奥深さに圧倒され、時に直径数十ミリメートルに宇宙を詰め込むクラフツマンシップに感動した木村記者は、最後に何を選ぶのか!?小林コンシェルジュの話術にも注目しながらお聞きいただきたい。