資生堂は7月1日、世界88の国と地域で展開するブランド「シセイドウ(SHISEIDO)」の主力製品“アルティミューン パワライジング コンセントレート”のリニューアル発売を機に、グローバルキャンペーン“パワー・イズ・ユー(POWER IS YOU)”をスタートする。シンガーソングライターの宇多田ヒカル(Hikaru Utada)と女優のウルスラ・コルベロ(Úrsula Corberó)、プロサッカー選手のミーガン・ラピノー(Megan Anna Rapinoe)をアンバサダーに起用し、彼女たちのストーリーを通じて一人一人の美しさをあり方や多様性に富んだ社会へのアクションを促す。
同キャンペーンは、世界中で新しいライフスタイルが急速に生まれつつある今、自尊心を育み、かつ多様性を称えるモノやコトに価値を見出すようになっていることに着目。ニューノーマルの時代に、人が本来持つ美しさや力強さを解放することで、社会をより良い方向に変えることができるというメッセージを世界に向けて発信する。3人のアンバサダーはそれぞれの生き方と信念を通し、キャンペーンメッセージ“POWER IS YOU”を表現する。
その一つとして、ショート・フィルム「パワー・トーク(Power Talk)」を製作。それぞれが思う美しさの概念を述べている。宇多田は「私にとって、内面の美しさとは、自分に正直でいる勇気を持つこと。自信を持つということは、自分を知り、自分を信じること」と語り、コルベロは「内面の美しさはポジティブであることから生まれる。自分のエネルギーを感じ、自分がやりたいことがあるならやってみる。間違ったっていい。人生は完璧でないし、完璧でないことも美しさの一部」と述べる。ラピノーは「私にとって美とは非常に個人的なもの。他の誰かの美しさを規定することはできません。みんなが自分の中だけにある美しさを見つけるべき」とコメントした。なお、キャンペーンソングに起用した「ファインド ラブ(FIND LOVE)」は宇多田が書き下ろしたもの。