「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」を発表!「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー&ドラッグストア&ECで2021年下半期(5~10月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。
百貨店総合1位は「アディクション(ADDICTION)」“ザ アイシャドウ”となった。「多彩な質感とカラーから、自分に合うものが見つけられる」との声。百貨店新製品1位は「スック(SUQQU)の“シグニチャーカラーアイズ”で、「マスク生活で、目元を印象的に見せたい方からの問い合わせが増えた」と評価された。
ドラッグストア総合1位は「水橋保寿堂製薬」“エマ―キット”に決定。「伸びる、と口コミで評価されているまつげ美容液。高価格商品ながら人気に」とコメント。ドラッグストア新製品1位は「キャンメイク(CANMAKE)」“クイックラッシュカーラー ベイクドオレンジ”。「マスク蒸れで落ちやすいマスカラのカールもキープ。滲みにくく、落ちにくい。また748円というコスパの良さも圧倒的な支持を得ている」と評価する。アイパレットだけでなく、マスカラ、アイライナーも“マルチユース”を訴求するアイテムが上位という結果に。(価格は全て税込)
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1位 “ザ アイシャドウ 「アディクション」
全99色という、多彩なカラーバリエーションをラインナップした単色アイシャドウ。肌に滑らかになじんで密着する「スキンメルトテクノロジー」を採用し、自然な立体感を演出する。パール・スパークル・マット・クリーム・ティントという5つの異なるテクスチャーが揃うことで、質感同士を重ねる質感レイヤードも可能に。
(全99色、各1g、各2200円)
2位 “シグニチャーカラーアイズ” 「スック」
洗練された色調と透明感を追求した「スック」を象徴するアイパレット。4色をレイヤードしても、色ムラになりにくく密着する薄膜感にこだわった。また、クリアパール配合で濃色でも透き通るような抜け感も備えている。特に、オレンジコーラル×トープの“02 陽香色-YOUKOUIRO”、チャームピンク×サーモンピンクの“04 純撫子-SUMINADESHIKO”の人気が高い。(全6色、各6.2g、各7700円)
3位 “バックステージ アイパレット” 「ディオール」
「ディオール」のバックステージで活躍するメイクアップアーティストからインスピレーションを受けたアイパレット。アイシャドウの持ちをよくし発色を高めるクリーミーなプライマーと、高発色の8色のアイシャドウから成る。重ねやすいテクスチャーで、ハイライト、ライナーとさまざま途に使えるのも魅力。写真は、004ローズウッド。(全6色うち数量限定2色、各6050円)
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1位 “シグニチャーカラーアイズ106” 「スック」
洗練された色調と透明感を追求した「スック」を象徴するアイパレット。2021年8月に発売された秋冬の限定色がランクイン。“106 冴樹-SAEGI”は、ピスタチオブラウン×ウォームブランなど4色が楽しめる。特に右上のピスタチオブラウンは、グリーンの個性を持ちつつ、柔らかなカーキのようなニュアンスもあり秋冬メイクをアップデートしてくれる。(6.2g、7700円)※限定品のため、現在は販売しておりません。
2位 “レ ベージュパレットルガール” 「シャネル」
2021年夏の新作は、南フランス・リビエラから着想を得た、エレガントな“レ ベージュ”をコンセプトにしたアイパレット。シャネルらしいエスプリが詰まったアイパレットは、肌の色合いになじむ5色が納められている。しっとりまぶたにフィットするパウダーは、なめらかでブレンドしやすく、軽やかなグラデーションが自由に楽しめる。(全5色、各4.5g、各8250円)
3位 “ローズウッドデイドリーム4アイズ” 「RMK」
ブランドディレクターにYUKI氏を迎えて発表された、2021年秋コレクション。アイパレットは、秋の一日の空をイメージしたカラーラインアップで、マット、サテン、シマー、シャイニーの4つの異なる質感で構成されている。 “01 キャニオンデイブレイク”は、大地をやわらかく照らす早朝の太陽をイメージし、ベージュ・レッド2色のマットカラー、パールを含んだサテンのブラウン、シマーのコーラルで自由なレイヤードが楽しめる。(全4色・数量限定、各6050円)
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1位 “エマーキット” 「水橋保寿堂製薬」
富山の製薬会社が開発した、ペンタイプまつげ美容液。極細筆で、まつげの生え際にも塗りやすい。保湿成分のヒアルロン酸、毛髪を健やかに保つビオチンやイチョウ葉エキス、育毛促進が期待できるパンテールなどを配合し、まつげにハリと艶をもたらす。1日1回の塗布で約2カ月分。製品名はEMAKEDのスペルで、後ろから読むと「でかめ」になると話題に。(2mL、6050円)
2位 “ラブ・ライナー リキッドアイライナーR3” 「ラブ・ライナー」
0.1mm極細毛の極細ライナー。素肌にそってしなるコシ、乾きにくいなめらかな描き心地、染料不使用で色素沈着しない点などが支持されている。ウォータープルーフで汗・皮脂・涙に強く、にじみにくい処方でありながら、ぬるま湯で簡単にオフできるのも魅力。カラーは、瞳の色から導き出した、ニュアンスのある全5色が揃う。(全5色、各0.55mL、各1760円)
3位 “デザイニングアイブロウ3D EX4” 「ケイト」
根強い人気を誇るパウダーアイブロウ。 3色の濃淡カラーは、色ごとの仕切りがなく立体的なグラデーション眉を描ける。薄いカラーは、ノーズシャドウとしても使える。形状の異なるWブラシで、面が広いブラシは眉頭、ノーズ、アイホール、陰影に、コシのある細いブラシは眉尻や色ムラ調整にと万能。4色展開で最も人気は、ライトブラウン系のEX4。(全4色、各2.2g、各1210円)
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1位 “クイックラッシュカーラー ベイクドオレンジ” 「キャンメイク」
マスカラ下地、マスカラ、トップコートの3役の機能を持つ、マルチマスカラの新色。色調は、ブラウンのニュアンスも楽しめて、肌なじみのいいオレンジ系テラコッタ。2種類の皮膜形成剤配合で、水、涙、皮脂、湿気のにじみに負けないウォータープルーフタイプ。コームはまつげを持ち上げるショート面と、セパレートさせるロング面のダブルコームでまつげをキレイに見せる。(748円)
2位 “3Dプロデュースシャドウ GY-1” 「ケイト」
アイシャドウだけでなく、フェイスカラー、アイブロウにも使えるマルチカラーパレット。「ケイト」が提案するのは、従来のハイライトやシェーディングで強い陰影をつけるメイクではなく、肌になじむ影色で目もとの骨格陰影を引き立たせるメイク。肌になじむ「肌影カラー」、深みと艶を足し立体感を与えるカラー、ダークカラー、3Dハイライトの4色で構成。(全7種うち2種はマツモトキヨシ・ココカラファインにて数量限定発売、5.8g、1540円)
3位 “描くふたえアイライナー 20” 「セザンヌ」
ふたえを強調するダブルラインや涙袋ラインを描き、自然に目元を強調できる極細ライナー。1本でダブルライン、下まぶたの涙袋にそって入れる涙袋ライン、リキッドアイブロウなど幅広く使える。“20 影用グレージュ”は、肌になじむグレージュに少し赤みをプラスしたこだわりのカラー。こすれに強い処方でありながらも、お湯でオフできる。(660円)
TEXT : AKIRA WATANABE