ビューティ

全米売り上げNo.1のネイルブランド「サリーハンセン」が日本上陸

 コティジャパンはアメリカ発ネイルブランド「サリーハンセン(SALLY HANSEN)」の日本での取り扱いを開始し、12月3日に全国のバラエティショップやアマゾンで発売する。同ブランドは60年以上の歴史を誇り、米国のネイル市場における売り上げシェアの約20%を占める人気ブランドだ。

 1946年にサリー・ハンセン(Sally Hansen)が立ち上げた同ブランドは、これまで手頃な価格と革新的な処方で支持を得てきた。現在300色以上のネイルを手掛け、50カ国以上でビジネスを展開している。ネイルカラーに加え、ケア製品やツールなどを販売している。

 今回日本に上陸するのは、中でも人気のライン“インスタドライ ネイルカラー”(全16色、各9mL、各税込715円)だ。1本でベースコート、ネイルカラー、トップコートの3役をかなえるほか、60秒で乾く速乾性を誇り、その手軽さと利便性からベストセラーになっている。12月3日に発売するのは、日本市場のニーズを意識したベージュやピンクなど、使いやすい16色だ。また爪をいたわりながら艶やかな光沢感を与え、ベースとトップコートを兼ねる“ダブルデューティ ベース&トップコート”(13.3mL、税込1100円)、60秒で乾くトップコート“インスタドライ チップレジスタント トップコート”(13.3mL、税込1210円)、弱い爪を補強しながら折れにくく滑らかな爪に整える“アドバンスド ハードアズネイルズ”(全2種、各13.3mL、各税込1100円)、ベースコートとトップコートを兼ねながら爪の変色を防ぎ保湿もする“7 in 1 ネイルトリートメント”(13.3mL、税込1650円)のケア製品も発売する。さらに22年1月28日には、春の新色としてレトロポップなパステルカラー8色(各税込715円)を発売する。

 コティジャパンは2020年11月30日に設立。それまで米コティグループ(COTY GROUP)の日本法人としてHFCプレステージジャパンという名の下事業を運営し、コーセーとの協業で日本向けの「リンメル(RIMMEL)」製品の開発、さらにヘアケアブランド「ウエラ(WELLA)」などを展開してきた。20年5月に本社が「ウエラ」やネイルブランド「OPI」を含むプロフェッショナルビューティおよびヘアケア事業の過半数株式を米投資会社のKKRに売却したことに伴い、日本においても同事業を分割した。日本では「ウエラ」などのブランドは2020年11月30日付で設立したウエラカンパニーが引継いだ。コティジャパンは現在「リンメル」に加え、「グッチ(GUCCI)」のビューティ、さらに「クロエ(CHLOE)」などのフレグランス事業を展開する。グローバルでは、世界最大のフレグランス企業として知られている。

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