ビジネス

三陽商会3〜11月期、営業赤字11億円 損失幅は改善

 三陽商会の2021年3〜11月期は、売上高が前年同期比2.1%増の274億円、営業損益が11億円の赤字(前年同期は67億円)、純損益が10億円の赤字(同12億円の赤字)だった。仕入原価の低減、在庫管理の強化、プロパー消化率の底上げなど一連の効率化策によって、粗利益率は9.2ポイント改善したため損失幅は縮小した。

 緊急事態宣言が明けた10月以降、主力販路である百貨店の集客力が回復している。気温の低下もあってコートなど防寒着も動きを見せている。

 通期(22年2月期)の見通しは、売上高が前期比9.4%増の415億円、営業利益が1億円、純損益が収支トントン。6年ぶりの営業黒字を目指す。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。