「H&M」は、ブランド初となるバーチャルファッションを1月11日に発表した。バーチャルファッションはフューチャリスティックな素材を使用したオーバーサイズのベストとレオタード、オレンジの光を放つニット、ネオンカラーのパーカとパンツの3ルックで、仮想空間ならではのディテールを再現し、体型や性別を問わず、多様性を追求したデザインを取り入れた。
発表に合わせて、日本やアメリカ、イギリス、フランス、デンマーク、インドの6カ国で1月10〜31日にオンラインコンペティションを行う。応募者は同社の公式サイトで3ルックの中から1つを選び、名前をつける。当選者3名は自身の写真とルックが合成されたデータを受け取ることができる。ルックはコンペティションの賞品としての提供のみで、製造・販売する予定はない。
キャンペーンビジュアルにはHBOの人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ(Game Of Thrones)」でアリア・スターク役を演じ、「H&M」のサステナブル・アンバサダーを務めるメイジー・ウィリアムズ(Maisie Williams)を起用した。