ファッション

TGCが韓国ファッションのEC 「ディーホリック」と協業

 「東京ガールズコレクション(以下、TGC)」を運営するW TOKYO(東京、村上範義社長)はこのほど、ライフスタイル通販「ディーホリック(D HOLIC)」を運営するDHOLIC FBL(東京、李東桓社長)と協業し、韓国のトレンドファッションを扱うEC「トーキョー ガールズ マーケット(TOKYO GIRLS MARKET、以下TGM)」をスタートした。

 近年の「TGC」は韓国ファッションへの注目度を高めており、韓国アパレル通販の「イチナナキログラム(17KG)」などもランウエイショーに参加している。「TGM」のベータテスト(2021年10月〜)では、月間利用ユーザー数が約120万人前後まで伸長。好調を受けて本格ローンチを決めた。

 若者に影響力のある人気モデルやインフルエンサーらをディレクターとして起用し、彼女たちが「ディーホリック」と取引のあるソウルの東大門(韓国のファッションタウン)に拠点を構える約1000ブランドから商品を選んで仕入れる。商品群は「トップス」「ボトムス」といったカテゴリー別ではなく、身長別(146〜155cm、156〜160cm、161〜165cm、166〜170cm)、スタイル別(カジュアル、フェミニン、トレンディ、ガーリー)で編集し、自分と似た体形やテイストのインフルエンサーの着用画像を参考に商品を選ベるようになっている。

 本格ローンチにあたり、ディレクターは既存の60人に加え、モデルの近藤千尋、インフルエンサーのミチ、モデルの三戸なつめ、武智志穂、南部桃伽ら43人を新たに迎えた。

 「TGC」との連動企画による相乗効果も狙う。EC内ではディレクターのファン投票(〜1月31日)を実施し、得票数1、2位は3月21日に東京・代々木で開催されるTGCへの出演権を得る。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。