ミラノとパリの現地取材班が、実際に見て、聞いて、触って、今後の可能性を感じた5ブランドを厳選。華々しい経歴をもつ今季デビュー組から、南米出身の個性派、ストリートウエアが盛んなロサンゼルス発なのに技巧派まで、現地取材だからこそ発掘できた個性豊かな有望株を紹介する。日本ではほぼ無名だが、将来的に飛躍する可能性は十分だ。
【OUEST PARIS】
「アミ」出身者による
新感覚のウエスタン
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デザイナーのアーサー・ロバート(Arthur Robert)は1990年生まれ。「アミ パリス(AMI PARIS)」で約10年間デザインを手掛け、さまざまなブランドでコンサルティングを行ってきた。今季デビューの自身のブランド「ウエスト パリ(OUEST PARIS)」を通して、アメリカ西海岸の開放的な雰囲気と、自身のルーツであるフランス南西部の“ウエスタン”なムードを宿したリアルクローズを提案。ワークとストリートウエアをベースに、細部にフォークロアの要素を加える。機知に富んだディテールが魅力だ。ほとんどをヨーロッパで生産し、フェアトレードで製造。
【CYRIL BOUREZ】
クラシックを再解釈し
ユースとエレガンスを融合
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