森ビルが運営する東京・台場のショッピングモール、ヴィーナスフォートが3⽉27⽇に閉館する。同施設は最後のイベントとして、「ヴィーナスフォート サンクフル カーニバル」の第3弾を2⽉26⽇から順次スタートする。
2⽉26、27⽇には、「タヒチ フェスタ お台場 ヴィーナスフォート ファイナル」を行う。過去10回開催したイベントで、タヒチアンダンスショーやタヒチ関連雑貨を販売する。3月19〜21日には、「お台場ハワイ・フェスティバル ファイナル」を予定する。2003年から18回開催し、通算約850万人を動員したイベントで、ハワイアンダンスショーやハワイアンマーケットを開設。「自宅でもハワイを感じられるよう」、2月26日から3月27日までオンラインイベントも開催する。
このほか館内各所をイルミネーションで装飾し、噴水広場では降雪イベント「スノー ウィッシュ ファイナル」も行う。デックス東京ビーチ、アクアシティお台場、ダイバーシティ東京 プラザ、ヒルトン東京お台場、グランドニッコー東京 台場の近隣5施設と合同イベントも開催する。閉館前日の3月26日と当日の27日には、「ヴィーナスフォート ファイナル カーニバル」を実施する。
また、館内約60店舗で最大80%オフの「ファイナルセール」を行い、3月18日からは「ファイナル10デイズ」と題して、値引率をさらに高めた売り尽くし企画も実施する。
ヴィーナスフォートは、1999年8月25日に“テーマパーク型ショッピングモール”としてオープン。中世ヨーロッパの雰囲気を模した装飾が特徴で、館内に噴水を設置したり、2階の天井を空に見立て1日の空の移り変わりを演出するプログラムを導入したりした。2009年に大規模リニューアルを行い、アウトレットフロアを新設した。来館者数は、のべ約2億人。