おうち時間が増えたことから、ユーチューブやSNSを参考に宅トレに励む人も多い。オンライン上に多くのコンテンツがあふれる中で、加藤ひなたの「脚やせ」動画は1000万回再生を記録するなど注目を集めている。多くの人に支持される理由を探るべく、彼女の制作プロセスや工夫について話を聞いた。(この記事はWWDジャパン2022年2月28日号からの抜粋です)
WWDJAPAN(以下、WWD):ユーチューブを始めようと思ったきっかけは?
加藤ひなた(以下、加藤):私が学生のころは今ほどSNSが活発ではなく、ダイエットをするときはいつも孤独でした。昔からヒカキンさんに憧れていて、ユーチューバーになりたいという気持ちもあり、視聴者の皆さんが一緒に楽しめるようなダイエットコンテンツを発信することにしました。私自身、中学生時代に無理なダイエットをしてリバウンドした経験があります。だからこそ、健康的に痩せることを追求した方法を視聴者に伝えたいと思ったんです。
WWD:動画制作におけるこだわりのポイントは?
加藤:普段から必ずツイッター、インスタグラム、ユーチューブに寄せられる視聴者からのコメントを全てチェックすること。それらの意見を参考に、自分が発信したい内容+視聴者の要望を合わせて企画を考えることから始めます。その後ワークアウトメニューを作り、実際に自分で試してみて、効果があるか確認した上で動画制作を始めます。また、発信においてサムネイルはとても重要なポイントだと思うので、しっかり時間をかけて作るようにしています。
WWD:コンテンツ作りでやりがいや苦労を感じることは?
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