伊勢丹新宿本店は3月16〜21日、メイクの祭典「イセタン メイクアップ パーティ」を本館6階催事場で開催する。6回目の開催となる今年は“Beauty is BORDERLESS”をテーマに約30ブランドが参加。テーマと連動したボーダーレスに楽しめる企画として初のシェアコスメゾーンを設けるほか、イセタン ミラー メイク&コスメティクス(ISETAN MIRROR MAKE & COSMETICS 以下、イセタン ミラー)のオープン10周年を記念したリミテッドショップを展開する。なお、3月16日は三越伊勢丹のアプリ会員の特別招待会となる。
昨年はデジタルコンテンツ強化の一環として初のバーチャルストアを導入したが、今年は実施しないという。「今年はオフラインを重視する。年齢や性別問わず、ボーダレスに楽しめるコンテンツを用意し、リアルの場での体験を楽しんでいただきたい」(広報担当者)。デジタル施策においては、ECの「ミーコ(MEECO)」で祭典の特集コンテンツを用意し、インスタグラムの公式アカウントで祭典で販売するアイテムを毎日紹介する。開催期間中は、リレー形式でライブコマースを実施するほか、会場からインスタライブを配信し、イベントを盛り上げる。
シェアコスメゾーンは、性別や年齢を問わない3ブランド「ファイブイズム バイ スリー(FIVEISM × THREE)」「カネボウ(KANEBO)」「ボッチャン(BOTCHAN)」を展開する。スキンケアをメインに、コスメ初心者でも取り入れやすいキットなどを取り扱い、「気軽に入りやすいように、催事場の入り口付近にゾーンを設置する」。同祭典のビジュアルでも、初の男性モデルを起用した。
イセタン ミラーのリミテッド ショップは、ビューティクリエイターの吉川康雄氏が手がける「アンミックス(UNMIX)」や「オサジ(OSAJI)」など9ブランドが参加。ビューティ スタイリストが常駐し、パーソナルメイクアドバイスなどを実施する。さらに、既存のショップと同様に、複数のブランドをまとめて購入できる。「イセタン ミラーは若年層が多く、カウンセリングに対してハードルが高いと感じるお客さまが多い。祭典を通じて、相談の価値があるということを知ってもらう機会になれば」と話す。
毎年人気のスペシャルキットと先行販売品には、「スック(SUQQU)」「スリー(THREE)」「RMK」「シロ(SHIRO)」などをラインアップ。「ジバンシイ(GIVENCHY)」「コスメデコルテ(DECORTE)」は、一部製品を対象に刻印サービスを無料で実地する。昨年の売れ筋は、「スック」のアイシャドウ、「NARS」の色付きリップバーム、「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」のミニサイズのリップだった。