ファッション・ビューティの専門学校、横浜fカレッジは、ファッションテック専門スクールの東京ファッションテクノロジーラボと提携し、4月から3Dモデリストの育成に取り組む。初年度は、横浜fカレッジのファッションライフデザイン学科の2・3年次(約30人)を対象とし、東京ファッションテクノロジーラボのスタッフが講師を務める。
3Dモデリストとは、作図した2Dの型紙と連動させて3DCGを製作するファッション業界の新たな職種。従来はパタンナーが作った型紙からサンプルを作成していたが、廃棄サンプルも多く、業界の課題となっていた。
横浜fカレッジは、「3Dモデリストの普及により、廃棄削減はもちろん、量産までのスケジュール短縮も期待できる。リモートワークも可能なため、新たな働き方やファッション業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)化にもつながるだろう。さらに3Dモデリストの技術は、ゲームやメタバースのキャラクターやアバターのファッションデザインにも生かせる」と話す。