青山学院大学発のファッション系サークル、AOYAMA FASHION ASSOCIATION(アオヤマ ファッション アソシエーション以下、AFA)は3月24〜25日、2021-22年コレクションの展示会を渋谷で開催する。
展示会のタイトルは、「PARANOID SUN(パラノイド サン)」。「誇大妄想的な、病的に疑い深い」を意味する“パラノイド”と、「太陽、希望、憧れ、象徴」を意味する“サン”を組み合わせて、「自分たちが信じ、当たり前だと思い込んでいるものに対する確実性や存在そのものを問う」コレクションを制作したという。ノルウエー出身の現代美術アーティスト、マティアス・ファルドバッケン(Matias Faldbakken)や漫画「AKIRA(アキラ)」の世界観をインスピレーションに、「常識や日常を疑うという視点」で洋服作りを追求した。
松本航之介AFA代表は、「“ファッションブランド”サークルを名乗るAFAにとって展示会は、自分たちの1年間の集大成であるコレクションを社会へ発表する場だ。ブランドとして洋服を販売する機会でもある。団体が何を目指しているのか、何をしてきたのか、学生として社会に何を発信できるのか。模索しながら進んできた21年度の現在地点を届けたい」と語る。
■AOYAMA FASHION ASSOCIATION 2021-22 COLLECTION「PARANOID SUN」展示会
日程:3月24〜25日 13:00〜19:00
場所:レオン・インターナショナルショールーム
住所:東京都渋谷区渋谷1丁目20番26 ユーエスト青山ビル1階
※要予約。予約は特設サイトおよびサークル公式インスタグラムのダイレクトメッセージから
AFAは、2018年設立のサークル。青山・渋谷エリアを拠点に、ファッションのデザインや生産管理、販売を行う。22年現在は、100人を超えるメンバーが在籍する。制作コンセプトは「プロと共に最高品質のファッションを作る」。販売できる製品クオリティーを目指し、パターン制作から資材手配、縫製までデザイン以外の全ての工程を提携先のOEM会社に外注する形で運営している。学生だけでなく業界や社会とつながる、“ニュー アソシエーション”を作ることを目的とし、社会も学生も巻き込んだ新たなファッションの企画実現を目指す。