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マッシュビューティーラボ、NZ原料メーカーと協力合意文書

 マッシュビューティーラボはこのほど、食品・飲料・化粧品原料の開発・製造販売を行うニュージーランド企業ワカツ(WAKATU INCORPORATION)との間で協力合意文書を交わした。4月22日に東京商工会議所で開催された調印式には、同国のジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相とダミエン・オコナー(Hon Damien O’Connor)・ニュージーランド貿易・輸出振興大臣が立ち会い、同社のほか食品・化学品専門商社の日成共益、溶剤リサイクル大手のリファインホールディングス、京都先端科学大学、白鳥製薬が合意文書に署名した。

 ワカツのミリアナ・スティーブンス(Miriana Stephens)取締役は、「日本市場でキウイフルーツパウダーなどを用いたナチュラルヘルス&ウエルネス関連商品を立ち上げることを大変うれしく思う。マッシュビューティーラボは高付加価値でハイエンドは小売り店で、オーガニック食品や化粧品など幅広いブランドを扱っている。革新的でテクノロジードリブンな企業であり、将来的にはR&Dにおけるコラボレーションも考えられる」とコメント。

 椋林裕貴マッシュビューティーラボ副社長は、今回のパートナーシップの狙いについて「ナチュラル&オーガニック業界において、当社としてはニュージーランドとのより強固な関係を築いていきたい」と話した。マッシュホールディングスは2017年に、ニュージーランドのピータークラウスグループ(Peter Kraus Group)傘下のエコストアカンパニーリミテッド(ecostore Company Limited)と合弁会社エコストアジャパンを設立するなど同国との関わりを深めている。今後は、ワカツとの協業による商品開発や人材交流も視野に入れる。

 なお、今回の調印式はニュージーランドと日本の外交樹立70周年記念の一環として執り行われた。

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