ロレアル グループ(L’OREAL GROUP)は19日、コーポレート・ベンチャーキャピタルファンドであるBOLD(Business Opportunities for L’Oreal)を通じてパーソナライズヘアケア「メデュラ(MEDULLA)」を展開するスパーティー(Sparty)に少数株主として出資することを発表した。日本でベンチャー企業に投資するのは初めて。
スパーティーは2018年にパーソナライズ定期通販サービス「メデュラ」を立ち上げ、現在はパーソナライズスキンケア「ホタル パーソナライズド(HOTARU PERSONALIZED)」、パーソナライズボディメイク「ウェイトレス(Waitless)」を加えた3ブランドを主軸に事業を拡大。パーソナライズドビジネスモデルの構築に成功している。
ジャン・ピエール・シャリトン(Jean-Pierre Charriton)日本ロレアル社長は、「日本は世界の中で最も洗練された、影響力のある美容市場の一つ。日本ではパーソナライズされた顧客体験が高く評価されている。特に美容の分野では、“パーソナライズ”に関連する新しいトレンドやイノベーションが顕著に現れてきている。パーソナライズ美容の先駆者であり、日本のD2C市場を抜本的に改革してきたスパーティーと提携できることを大変うれしく思う」とコメント。