2021年9月に開幕した日本初の女子プロサッカーリーグ「Yogibo WEリーグ」で、INAC神戸が初代チャンピオンに輝いた。INAC神戸のチームユニフォームを手掛けているのは、ファッションデザイナーのコシノヒロコ。5月14日のINAC神戸対三菱重工浦和戦(東京・国立競技場)後には、コシノもユニフォーム姿で登場してWEリーグ初代チャンピオンを祝った。
INAC神戸は5月8日のノジマステラ神奈川戦に勝利し、リーグ2試合を残して優勝を決めていた。INAC神戸のユニフォームサプライヤーはスポーツブランドの「ヒュンメル(HUMMEL)」で、コシノはグラフィックデザインを担当している。試合後にサプライズゲストとして登場したコシノは、グラフィックデザインの原画をチームに手渡しして祝福した。
コシノはユニフォーム発表時に、「スポンサーロゴとのカラーバランスが成り立つアート性を意識した。サッカーは走っている姿を横から見るイメージがあり、靴下も目立つ。靴下がボトムスの横のラインとつながるようにしてファッション性を高めた」と、デザインの意図を語っていた。