大野陽平が手掛けるファッションブランド「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」は6月23〜26日、収集している着物の古い反物を生かした一点物プロジェクト「3711プロジェクト(3711 Project)」のポップアップストアを、東京・北青山のGUM表参道で開く。同ポップアップストアは、2021年春に続いて2回目の開催。ビンテージの反物をドレスなど4型に仕立て、計40着を販売するほか、今回は加工によって再生したビンテージのアクセサリーライン「パイルカバード(PILE COVERED)」の商品も販売する。
プロジェクト名の「3711」は、一般的な着物の反物が37センチ×11メートルという規格で作られていることに由来する。この制限の中で、ブランドらしい構築的なフォルムのドレスを製作。大野が「骨董市やアンティークストアで反物を手にしたとき、手の込んだ職人技術と表情の美しさに感銘を受けたと同時に、それらの反物が誰の目にも触れることなく、使われないままになっていることに疑問を感じた」(発表資料から)ことから、プロジェクト立ち上げに至ったという。
価格はドレスが6万〜10万円、アクセサリーが1万2000〜1万5000円。ポップアップストア会期終了後、28日の正午からブランドの公式ECでも同プロジェクトの商品を販売する。
■YOHEI OHNO “3711 Project_Vol.2”
日程:6月23〜26日
時間:11〜19時(23日は13時〜、26日は〜18時)
会場:GUM表参道
住所:東京都港区北青山3-10-25