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パーソナライズフレグランス「ラブ パスポート ミラ」が登場 自分に合う香りが毎月届く

 フレグランスの製造販売を行うフィッツコーポレーション(以下、フィッツ)は7月20日、パーソナライズフレグランス「ラブ パスポート ミラ(LOVE PASSPORT MILA以下、ミラ)」を発売した。オンライン上で好みの香りや使いたいシーンなどの質問に回答することで、自分にぴったりのオードトワレとヘア&ボディーオイルのフレグランスセットをサブスクで提供する。

 オードトワレはサトウキビ由来の植物性アルコール、オイルは8種類の植物をブレンドした自然由来のオイルを使用しており、それぞれがレイヤードしやすい香りで構成され、全身に使用しても優しく穏やかな香り立ちになっている。

 サービス名の“ミラ”とは、一人一人異なる好みに合わせて好みの香りを表現する仮想コーディネーター。「“香り”という目に見えないものを、ミラと一緒に新たな自分の香りに出合ってもらいたい」という願いが込められている。

 フレグランスセットには、オードトワレとヘア&ボディーオイルのほか、オードトワレ用のレザーケースとフレグランスの使い方を学べるフレグランスガイドブック付き(レザーケースとガイドブックは初回のみ)。初回は税込4268円、2回目以降は6138円で、気分や季節の変化に合わせてマイページで質問に回答すれば、新たな香りにアップデートされる。

 このサービスは、D2C パーソナライズドヘアケア「メデュラ(MEDULLA)」などを手掛けるスパーティーとの協業によりスタート。フィッツは初のオリジナルフレグランス「ラブ パスポート」を2003年に発売し、世界40カ国以上で販売することにより、香りの文化を広げてきた。発表会当日のトークショーで、冨樫康博フィッツ代表は、「フレグランスの9割は小売ビジネス。香水売り場の品ぞろえは約200SKUと膨大だ。その中から自分に合う香りを見つけるのは難しい。だから、パーソナライゼーションに踏み込もうと思った。1人1人の個性の価値を香りで表現できれば」と語った。スパーティーが、他社と協業して、パーソナライズアイテムを発売するのは初めてのこと。深山陽介スパーティー代表は、「これからのラグジュアリーとは、オンライン上で顧客に寄り添い、最適な提案をすることだと考える」と語った。立ち上げ1年で約10万人の診断数を目標としている。

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