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ワークマン営業利益4%増 4〜6月期、コスト高で利幅低下

 ワークマンの2022年4〜6月期業績は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比4.4%増の74億円だった。引き続き増益は確保したものの、大幅な増益が当たり前だった前年までと比べると利益の成長は鈍化した。売上高は引き続き好調だが、原材料をはじめとしたコスト高や円安によって利幅が削られた。

 一般的な小売業の売上高に相当するチェーン全店売上高は同15.7%増の460億円、同社の売上高にあたる営業総収入は同12.8%増の333億円だった。店舗数は純増40の956店舗。既存店の売上高は同9.0%と高い伸びを維持した。レインウエアやサマーカーゴパンツなど、アウトドアと親和性の高い商品が販売数を伸ばした。新規分野であるキャンプ用品やウィメンズアパレルもよく売れた。

 コスト高や円高が続く中でも当面は商品の値上げをしない方針を打ち出す。そのため通期(23年3月期)は、チェーン全店売上高が前期比6.4%増の1666億円、営業総収入が同6.7%増の1241億円としながらも、営業利益は同8.7%減の244億円の減益を予想する。

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