REPORT
モデルの個性を生かした多彩なウエア “すぐ買える”コレクションも同時に発表
「今回は記念すべき35回目の秋冬コレクション。『マイケル・コース』にインスパイアされるすべての女性に向けて提案する」。ショー前日のプレスカンファレンスでマイケル・コースが語ったように、登場したモデルはそれぞれのヘアスタイルと個性を生かしたコレクションを着てランウエイを歩き、そのスタイルは実に多岐にわたった。ショーには、あでやかなドレスを着用したブレイク・ライブリーらセレブも駆けつけ、華を添えた。
キレイなパウダーブルーに染め、花柄をのせたミンクファーのジャケットをさらりと着こなすモデルに、ボウが付いた花柄のドレスを着るお嬢さん風のモデル、コットンカシミアのフーディとジャージーパンツにメンズライクなツードコートを羽織ったモデルもいれば、ツイードのスーツでキメたモデルにシルバーのスパンコール刺しゅうを施したドレスを着たロックなモデル。1人1ルックという贅沢な構成でマイケル・コースのデザインの振り幅を披露していく。デニムやツイードコート、カシミアのニットトップスといった定番アイテムは、フェザーやスパンコール、メタルボールのスタッズを刺しゅうし、グラマラスなアイテムとして提案した。
また、ショー直後に購入できるカプセル・コレクション「レディ・トゥ・ウエア、レディ・トゥ・ゴー」を同時に発表した。シューズとバッグ、ウエアをそろえ、ショー直後から、ニューヨークのマディソン・アベニューの旗艦店およびECサイト上で販売。マディソン・アベニューの旗艦店ではショー当日に、お披露目イベントを開催し、商品は全米の「マイケル・コース コレクション」ストアおよび「マイケル マイケル・コース」ストアで注文が可能に。また同店、マンハセット店、シカゴ店の3つの「マイケル・コース コレクション」ストアではプレ・オーダーイベントも開催する予定だ