ビューティ

「ラネージュ」が日本本格上陸 韓国化粧品メーカー最大手アモーレパシフィック基幹ブランド

 アモーレパシフィックジャパンは9月14日、世界34カ国で展開するグローバルビューティブランド「ラネージュ(LANEIGE)」の販売を日本で開始する。初のオフライン販売となる「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」のほか、ECサイト「アットコスメショッピング(@COSME SHOPPING)」でも取り扱う。11月以降は、全国の「アットコスメストア(@COSME STORE)」とロフトでも販売する。アイテムは、世界で3秒に1個売れている“リップスリーピングマスク”(全5種、各20g、税込各2365円)、“シカスリーピングマスク”(60mL、税込3520円)、“ネオクッション”(全2種、税込各2970円)の3品8種。来年以降、保湿ケアや美白、エイジングケアなどアイテムを拡大する予定。

 「ラネージュ」はフランス語で「雪」を意味し、1994年のブランド誕生以来、雪の結晶のように輝く美しさをコンセプトに掲げ水の力に着目したスキンケアやメイクアップ製品を開発してきた。ヒット製品に睡眠と美容の関係を研究した “ウォータースリーピングマスク”や、ひと塗りでグラデーションが完成する“ツートンリップバー”などがある。時代と共にブランドメッセージが変化し、機能や研究の訴求から近年は内面の美しさや“なれる肌”で実現するライフスタイルを発信している。昨年からは「FEEL THE GLOW」をスローガンに掲げる。

 日本進出のきっかけは、コロナ前から日本人旅行者による購入が盛んで、持ち帰ったユーザーによりコスメサイトやまとめサイトなどで口コミが広がっていたことにある。加えて、越境ECの普及やコロナによる渡航制限により日本での販売を望む声が多く寄せられたため、8月に日本本格上陸に向けチームを結成。ブランド誕生から28年目となる9月に日本本格進出となった。これまでも本国がアマゾンや楽天の公式ショップで販売していたが、今後はアモーレパシフィックジャパンにより日本国内での展開を進める。

 ファッションやアートとのコラボレーションもブランドの特徴の1つで、11月2日には「メゾンキツネ(MAISON KITSUNE)」とのコラボ商品を限定発売する。

 アモーレパシフィックは世界的なビューティトレンドを多く輩出。傘下の「アイオペ(IOPE)」が世界で初めてクッションファンデーションを発売したほか、ブルーライトが肌に与えるダメージを世界で初めて立証した。

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