ファッション

首位は株式報酬で390億円相当! 米アパレル・ビューティ・小売企業トップの報酬ランキング

有料会員限定記事

 欧米企業の経営陣は莫大な報酬を受け取っていることが多く、ファッション&ビューティ業界も例外ではない。コロナ禍の外出規制措置なども緩和されていることから、業績が大幅に回復したブランドは多数あり、最高経営責任者(CEO)らの報酬も上昇している。一方で、一般的な従業員の給与水準はそれほど上がっておらず、企業トップとの差は広がるばかりだ。ここでは、米「WWD」の調査によるアパレルやビューティ、小売業界を代表する企業を対象とした2021年度の高額所得者リストと、米シンクタンクなどによる分析をまとめた。(この記事はWWDジャパン2022年9月5日号からの抜粋です)

 米シンクタンク、インスティチュート・フォー・ポリシースタディーズ(Institute for Policy Studies以下、IPC)による米国の上場企業300社を対象とした調査によれば、21年におけるCEOの平均的な報酬額は1060万ドル(約14億円)と前年から250万ドル(約3億4500万円)増加した。これに対し、一般的な従業員の平均給与は前年からおよそ3500ドル(約48万円)上がったものの、2万3900ドル(約329万円)にとどまっている。

この続きを読むには…
残り1080⽂字, 画像8枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。