高島屋は、森永邦彦による「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の限定カプセルコレクションを10月5日から販売する。今回のカプセルコレクションは、サステナブルな循環型社会の実現を目指す高島屋のプロジェクト「デパート デ ループ(DEPART DE LOOP)」の一環で実現した。全てのアイテムには、再生ポリエステル糸のデニム生地を使っている。
ラインアップするのは球体を原型に作る「アンリアレイジ」の定番“ボールモチーフ”の新作で、デニムジャケット(5万9400円税込、以下同)、MA-1(8万2500円)、トレンチコート(8万5800円)、長袖シャツ(3万3000円)、バッグ(2万2000円)の5型をそろえる。高島屋各店(日本橋、新宿、玉川、横浜、大阪、京都)の自主編集売り場「CSケーススタディ」と公式オンラインストアで取り扱う。公式オンラインストアでは、10月5日の10時から予約販売を開始する。
“ボールモチーフ”は、体に沿うことで自然なドレープとなりボリュームのあるシルエットに変化するのが特徴だ。今回のカプセルコレクションのリリースに際して、森永邦彦デザイナーは次のようにコメントした。「『地球を、着まわせ』というBRINGTMが掲げる標語に服で寄り添うことを考えました。今回作った服は、地球のような球体に合う服です。球体の円のごとく、サーキュラーエコノミーを社会に実装するための少しの力添えができる服の形を考えました。私たちは、常識としてきた『体に合う服』を疑い、『体に合わない服』を徹底して考え抜き、球体の服にたどり着きました。男性用/女性用の区分がない球体を原型とすることで、性別やサイズを問わず、多様な体を包み込むフォルムの洋服となっています(以下省略)」。