「ゼニア(ZEGNA)」はこのほど、スペインが拠点のスポーツクラブ、レアル・マドリード(REAL MADRID)とのパートナーシップ契約を発表した。同ブランドは今後、クラブのオフィシャル・ラグジュアリー・トラベルウエア・パートナーとして、サッカーおよびバスケットボールチームのオフフィールド用のウエアなどをデザインする。
ジルド・ゼニア(Gildo Zegna)=エルメネジルド ゼニア グループ(ERMENEGILDO ZEGNA GROUP)最高経営責任者(CEO)は、今回の契約について「『ゼニア』とレアル・マドリードを互いに引き付けたものは、価値観の重要性だった。 私たちは、共に一点の衣服であれサッカーの試合における勝利であれ、目に見えるものは、その背後に倫理的な姿勢が存在して初めて大きな意味を持つのだと確信している」と説明。また、アレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)=アーティスティック・ディレクターは、「これほど象徴的なチーム、サッカー選手たちのために、伝統的なメイド・トゥ・メジャーの手法でラグジュアリーレジャーウエアのワードローブを創り上げたことで、『ゼニア』と呼ぶべきライフスタイルを真に生きる男性たちと一緒に、私自身のアイデアを試すことができた」とコメントしている。
今回のパートナーシップ契約を記念し、「ゼニア」のアイコンシューズ“トリプルステッチ スニーカー”(税込12万1000円)のコラボレーションモデルを同ブランドの公式オンラインストアで販売中だ。アッパーにはブラックスエードを採用し、オリジナルモデルはソールのかかと部分が3つのトリプルクロス仕様だが、本作はブランドを象徴するダブルストライプ・グラフィックのデザインに仕上げている。今後もさまざまなコラボアイテムの発表を予定しているという。
なおイメージビジュアルには、レアル・マドリードCFのナチョ・フェルナンデス(Nacho Fernandez)、ダヴィド・アラバ(David Alaba)、エドゥアルド・カマヴィンガ(Eduardo Camavinga)、ルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)の4人を起用した。