ファッション

デンマーク発インテリア「フリッツ・ハンセン」庵が瀬戸内の本島に再登場 創業150周年を祝うコラボが島内の至る所で開催

 デンマーク発インテリア「フリッツ・ハンセン (FRITZ HANSEN)」は、香川の離島、本島(ほんじま)を年末までジャックする。同ブランドは、2019年に同島の街並保護地区の古民家を改装して丸亀市が拠点のインテリアショップのコネクト(CONNECT)と共同で“フリッツ・ハンセン庵”という展示を開催。「フリッツ・ハンセン」の名作家具が置かれた古民家には多くの人が訪れた。

 設立150周年を迎えた今年は、“フリッツ・ハンセン庵”にアニバーサリーコレクションをはじめポール・ケアホルム(Poul Kjaeholm)がデザインした家具の復刻デザインなど中心に展示。日本遺産認定の本島は、以前、石切り場があったこともあり、古民家内には本島の石を使用したインスタレーションを設置。おなじみのニコライ・バーグマン(Nicholai Bergmann)によるフラワーアレンジメントやマボロシ(MABOROSHI)の茶香炉による香りの演出など五感を刺激する内容になっている。

 本島のフェリー乗り場には、コネクトが営業する飲食店の“エヌゼロワンカフェ アット ホンジマ スタンド”があり、店内では「フリッツ・ハンセン」、テラスでは、「スカゲラック(SKAGERACK)」の家具が使用されている。

 島のビーチやバス停などには、「フリッツ・ハンセン」の“セブン”チェアのシェルの部分と丸太を合わせた椅子を設置。訪れた人や島の住民が休憩できるようになっている。また、本島内の各スポットでは、現地の民謡をサカナクションの山口一郎が率いるNFの青山翔太郎が再解釈した楽曲を楽しめる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。