ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週は、日本でもようやく盛り上がってきた香水の話。(この記事はWWDジャパン2022年11月7日号からの抜粋です)
【賢者が選んだ注目ニュース】
コロナ禍で年商5倍 韓国フレグランス「ノンフィクション」
「オフ-ホワイト」のフレグランスが日本上陸
香水砂漠とは、日本をさす言葉だ。ニッチフレグランス専門店の「ノーズショップ」の中森友喜社長が「WWDJAPAN」の2022年8月の記事で発した言葉だが、22年も押し迫った今、そこかしこに青い芽が出てきているようだ。老舗ブランドはもちろん、ノーズショップのような専門店の試みをはじめ、機能性フレグランスや小分けのサブスク、パーソナライズフレグランスなど、スタートアップや新興ブランドも含め、砂漠に種をまき水をやり続けた結果だろう。
富士経済が22年5月に発表した調査では、日本のフレグランス市場規模は21年が382億円で前年比0.3%増だったものの、22年は392億円の見込みで前年比は2.6%増となるという。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。