「シーイン(SHEIN)」は東京・原宿の常設のショールーミング型店舗「シーイン トーキョー(SHEIN TOKYO)」を、オープンに先駆けメディアに公開した。オープン予定は11月13日午前11時で、場所は裏原宿エリアのキャットストリート沿いの1・2階、店舗面積は201㎡。3つの試着室を設置し、主力の婦人服のほか、紳士服、インテリア、ペット用品、子ども服、化粧品、アクセサリー、シューズ、バッグなど350アイテムを展示する。店舗では売らず、商品に付属したQRコードタグを読み込むことで公式アプリに飛ばす仕組みになる。「シーイン」は現在、大阪でも来年1月27日まで長期間の期間限定店を開設し、オープン時には4000人が、翌日も6000人が並ぶなど話題を集めていた。
2012年にスタートした「シーイン」は、店舗を持たず、安さと圧倒的な商品力を武器に公式通販サイトやアプリなどを通して、中国の自社倉庫から世界中の顧客に直販することで急成長を続けてきた。2021年度の売上高は、中国の経済メディア「晩点Latepost」によると200億ドル(約2兆9600億円)に達しているとされ、すでにグローバルSPAブランドの一角を占めるまでになっている。
大きな話題になりそうな「シーイン トーキョー」を98枚の写真とともに一挙に紹介する。