ユニクロは12月16日、平和を願うチャリティーTシャツプロジェクトとして6月に立ち上げた「ピース・フォー・オール(PEACE FOR ALL)」の新作をグローバルで発売する。「ベルリン・天使の歌」「パリ、テキサス」などで知られるドイツの映画監督ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)やアーティストのカウズ(KAWS)、陶芸家のリサ・ラーソン(Lisa Larson)など、5組がTシャツ(各1500円)のデザインに参加した。
前述の3人に加え、ユニクロのデザインTシャツ「UT」でも取り組みの深いアーティストの故キース・ヘリング(Keith Haring)、コミックの「ピーナッツ(PEANUTS)」のグラフィックを使用したTシャツを販売する。これにより、6月にスタートした「ピース・フォー・オール」の参加アーティストや著名人は計20人となる。16日の新作発売に合わせ、店頭とECで2枚以上購入した客にはノベルティーとしてトートバッグをプレゼントする。
「ピース・フォー・オール」には、これまで建築家の安藤忠雄や作家の村上春樹、プロスノーボーダーでユニクロのグローバルブランドアンバサダーである平野歩夢、ユニクロとも協業するファッションデザイナー、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)らが参加している。利益の全額にあたる売り上げの20%を国連難民高等弁務官事務所、セーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナルの3団体に寄付するもので、9月時点の売上枚数は48万4381枚、同時点で収益金1億4531万4300円を寄付した。