豊田貿易は、イタリア発のアウターウエアブランド「クリスジョイ(KHRISJOY)」と日本における総代理店契約を結んだ。2023年秋冬シーズンから扱い、百貨店や専門店、セレクトショップなどの販路開拓を目指す。これに伴い、バイヤー向けの展示会を2月10日まで開催中だ。
同ブランドは、英「ヴォーグ(VOGUE)」などで活動した元スタイリストのマルツィア・ベロッティ (Marzia Bellotti)と、イタリア・ミラノのショップ「アントニア(ANTONIA)」の創設者マウリツィオ・プリフィカート(Maurizio Purificato)が2017年に設立した。イタリア製の生地とパーツをベースに、ボリューミーなシルエットと快活な色と柄に落とし込んだダウンウエアを提案している。これまでに「ケンゾー(KENZO)」「ベイピー バイ ア ベイシング エイプ®(BAPY BY A BATHING APE® )」などともコラボしてきた。21年には、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」の会長兼CEOであるラシード・モハメド・ラシード(Rachid Mohamed Rachid)が創業したスイスの投資企業アルサラ・インベストメント・グループ(ALSARA INVESTMENT GROUP)の傘下に入った。
ファーストデリバリーとなる23年秋冬シーズンは、ロゴテープと袖口のファスナーが目を引くアイコンジャケット(31万9000円税込、以下同)をはじめ、イエローカラーのハイネックジャケット(25万3000円)やバンダナ柄のダウンベスト(26万40000円)などをそろえる。