ビューティ

コーセーが通期業績予想を上方修正 百貨店や専門店がけん引

 コーセーは2月6日、2022年12月期連結業績の予想を上方修正する。売上高は2891億円(修正前は2830億円)、営業利益が221億円(同165億円)、経常利益が283億円(同226億円)、純利益が187億円(同165億円)となる見込みだ。日本の百貨店や専門店が好調なほか、米国発「タルト(TARTE)」のホリデー商戦などのけん引によるもの。

 同社は22年11月に韓国の大幅減収や原材料価格の高騰などによる原価率の高止まりを想定し、売上高および営業利益の予想を下方修正した。しかし、日本の百貨店と化粧品専門店の好調が続き、化粧品市場全体が回復基調にあることや、「タルト」のホリデー商戦も好結果だったことから、売上高は想定を上回る見込みだ。利益面も、原価率の上昇を抑制したことや全社的なコストコントロールを推進したことが貢献した。


【WWDJAPAN Educations】
オンラインセミナーのご案内

「トップアナリストが見る小売業 日本マーケット2023年の展望」
オンラインセミナー

講義日時:
2023年2月28日13:30~15:30

 人々の生活や心理の変化をビビッドに反映する小売業にとって、アフターコロナの現状と未来を正しく認識することは不可欠です。小売業の最前線の事例を知るとともに、日本や世界の社会構造の変化、異業種で何が起きているかまで俯瞰することで、打つべき手が見えてきます。

 本セミナーではリテール分野を専門とし、的確な調査分析で支持を集めるクレディ・スイス証券の風早隆弘氏を講師に招き、小売業が進むべき針路を探ります。


詳細・お申し込みはこちら

※お申し込み、お支払いはPeatixでのお手続きとなります
※お申し込みは2月27日(月)12時をもって受け付け終了となります。

関連タグの最新記事

ビューティの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。