グレン・マーティンス(Glenn Martens)が手掛ける「ディーゼル(DIESEL)」は、デニムの製造工程を再構築したカプセルコレクション“ディーゼル・リハブデニム(DIESEL REHAB DENIM)”を発売した。デニムは1978年のブランド設立以来、脈々と受け継がられる「ディーゼル」のDNAだ。ブランドの伝統でありアイデンティティーであると同時に、常に「革新」「再評価」「進化」が求められるカテゴリーでもある。ブランドらしい生意気さやユーモアのセンスをデザインに反映させ、コレクションを通じて、「クリエイティブで未来志向であり続けることが重要だ」と伝える。
裁断くずを再利用し、
環境に配慮したデニム
“ディーゼル・リハブデニム”は、サステナビリティのスペシャリストであるスペイン・バレンシア拠点のテキスタイルメーカー、テジドス ロヨ(TEJIDOS ROYO)と提携し、開発した。「ディーゼル」の洋服の製造工程で排出される裁断くずを回収し、原料として利用したリサイクルコットンやリサイクルポリウレタンを素材に使用。綿の残布と純正木材パルプを混合する技術「リフィブラ(REFIBRA)」によって作られた“テンセルリヨセル”も採用する。また、水の“消費量ゼロ”を可能にする「ドライインディゴテクノロジー」で、デニムの染色工程で使用する化学薬品やエネルギー量を大幅に削減した。
3種類のウオッシュ加工と
3カテゴリーのシルエットを用意
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“ディーゼル・リハブデニム”の2023年プレ・スプリングコレクションは、アシッドウォッシュ(酸化剤で脱色する洗い加工)、ブリーチ加工、ビンテージインディゴとグレーを組み合わせたシャドウの3種類のウオッシュ加工で構成する。シルエットは、メンズ、ウィメンズ、オールジェンダーの3つを用意。トグルウエストのカーゴパンツ(D-ONLYPOCKETS 税込33万円)やオーバーサイズのボンバージャケット(税込37万4000円)、ジップアップのトラッカージャケット(税込11万5500円)、アシンメトリーのAラインスカート(税込6万3800円)、ローライズやストレート、切りっぱなしが特徴的なデニム(税込5万3900円〜)などがラインアップする。
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“ディーゼル・リハブデニム”コレクションは、「ディーゼル」の公式オンラインストアと一部の「ディーゼル」店舗で販売する。
“学び進化し続ける”ことを伝える
イメージムービーも公開
“ディーゼル・リハブデニム”コレクションのイメージムービーは、ブランドの価値観と現代的で配慮や責任のある手法を推進する姿勢を表現したもの。動画は、「サステナビリティの実践をデニムのレガシーに導入するために、学び進化し続ける」ことを伝え、締め括る。
ディーゼルジャパン
0120-55-1978