「WWDJAPAN」2月27日号は、年に一度の“ラン&フィットネス”特集です。今年は巻頭企画として、ランニングの多様性にフォーカスし、ビギナーからエキスパートまで、ランを取り入れたさまざまなライフスタイルを紹介。インカレ出場経験もあるランニング系インフルエンサーや、ランを通して地球環境と向き合うクリエイター、出張先のパリでも走るセールスパーソンなど、装いもモチベーションも異なる5組が登場します。
プーマジャパンとアシックスの戦略を探る
ビジネス記事では、世界でも独自の進化を遂げる国内ラン市場を、メーカーがどう攻略するかを探るため、プーマ ジャパンとアシックスにトップインタビューを行いました。「プーマ」は2年前の箱根駅伝での着用者ゼロから今年は7人まで増えており、ランニングカテゴリーへの投資を強化中。本国でフットウエアビジネスを統括した経歴もある日本人社長が語る、ランナーへの“草の根戦略”とは?そして“2025年にパフォーマンスランニングで1位”を掲げるアシックスには、目標までの現在地点と、突破口となる“ランニングエコシステム”の詳細を聞きました。
ほかにも、VRを活用したトレーニングやコンビニ感覚で使えるジムなど、知っておきたいフィットネストレンドの解説と、全12社によるイチ押しランシューズを撮り下ろし写真とともに紹介する企画も実施。表紙には、ももいろクローバーZの百田夏菜子さんを起用しました。
付録の「WWDBEAUTY」は日焼け止め&美白の最新情報をお届けします。去年の秋、ウォータープルーフの指標が発表され、今春からその指標に対応した日焼け止め商品の発売が続いています。美白のスキンケアについては、 “美白”という表現ではなく“透明感”という言葉で、その効果を訴求するブランドがますます目立っています。いずれも通年で使用する人が増えていることから、百貨店での打ち出しも変わってきています。特集では小売側の取り組みや注目するべき新商品を数多くラインアップしました。最終面のイベントレポートでは、「コスメデコルテ」がプラネタリウムで行った新商品発表会をクローズアップ。美容家・美容ライターの立花ゆうりさんの目を通して発表会の様子をお伝えします。
日焼け止め商品に今春から業界共通の指標が導入
本特集は美容ジャーナリストの加藤智一さんが監修。注目は日焼け止めのウォータープルーフ表示に、今春から業界共通の指標が導入されること。簡潔にいえば、ブランドごとにその基準が異なっていたウォータープルーフの日焼け止めについて、業界で統一基準を設けることになったということです。指標の導入を推進する日本化粧品工業連合会に、指標を設けた経緯や生活者が商品を選択する際に気にするべきことなどをインタビューしています。
WWDJAPAN
PHOTO : KENICHI MURAMATSU
STYLING : KIE FUJII
HAIR AND MAKE-UP : AI YOKOYAMA
PRODUCE : RYO MURAMATSU
MODEL : KANAKO MOMOTA
DESIGN : KENJI YOSHIDA(TSUMASAKI)
WWDJAPAN BEAUTY
PHOTO : MORIHIKO OHTA
DESIGN : JIRO FUKUDA