ファッション

耳をふさがないイヤホン「アンビー」 ラン&フィットネスに“ながら聴き”が快適

 「アンビー(ambie)」のイヤホン“アンビー サウンドイヤカフ(ambie sound earcuffs)”は、耳穴をふさがず、耳を挟むように装着するイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンだ。狙った場所に音を伝える“指向性スピーカー”で、良質な音楽が自分だけの耳に届く。街中で車や自転車の音が聞こえる安心感や外さずに会話できる利便性、自分の声や体を動かす音が籠らない快適性などを備え、ランニングやフィットネスをより心地よいものに変えてくれる。

“日常にBGMを添える”
新しい音楽の聴き方

 かつてレコードやCDをヘッドホンで聴き込んでいた時代があった。一方、定額制音楽配信が主流の今は、ヒットチャートや新作がスマホから次々と流れてくる。音楽を120%ではなく、50%で聴く時代。その聴き方の変化に着目し、“日常にBGMを添える”というコンセプトを掲げて生まれたのが「アンビー」だ。

 ランニングしながら、フィットネスしながら、仕事をしながら、家事をしながら—— 。マイクも付いているので、ビデオ会議でも自分の声の大きさを意識しながら使うことができる。“ながら聴き”という新しい音との関わり方を提案する。

環境音と音楽を同時に体験
ヨガで意識をより集中!

 イヤホンは、ヨガシーンにも欠かせないアイテムの一つだ。ヨガインストラクターの池田夏子さんは、「トラディショナルなヨガは自分自身と向き合うことがとても大切。“アンビー サウンドイヤカフ”は、耳をふさがないので、自分自身の呼吸音が聞こえて、自分の状態をきちんと確認できる。意識をより集中したいときは、ヨガの“ガイド瞑想(メディテーション)”を聴くのもいい」と話す。

 周囲の音をシャットダウンする“没入型”のイヤホンは、五感を奪い、開放的に感じられないこともある。耳穴をふさがないからこそ、波の音や風で葉の擦れる音など、環境音と音楽を同時に楽しめ、自然と一体化できるのだ。「フィット感も抜群で、アクセサリー感覚でつけられる。ピアスなどとのコーディネートも楽しみたい」と池田さん。1日のあらゆるシーンを音楽と過ごす“ながら聴き”の魅力を体験して欲しい。

「ビームス」がコラボした
メーカーが多い中、
「ながら聴き」という
「アンビー」の魅力とは?

—— “アンビー”の印象は?

山口真吾「bPrビームス」ディレクター(以下、山口):インイヤー、オーバーヘッドホンなど、ある程度決まっていた形状に新しいアプローチでイヤカフ型を生み出したアイデアに感心した。高性能な音質を称えるメーカーが多い中、“ながら聴き”というジャンルもニッチで新しい提案だった。

—— “アンビー”の魅力は?

山口:ファッション性が高いこと。

—— コラボについて。

山口:初めてのコラボは、ノスタルジックで昭和家電のようなレトロ感を出したかったため、原色のクレージーパターンに。ワイヤレスのコラボはデザインできる部分が少なかったのでPR目線でのインパクトのある“ビームスオレンジ”にした。

—— 店頭でのお客さまの反応は?

山口:家電量販で多種多様なイヤホンがある中、セレクトショップのスタッフとして「このイヤホンがおすすめ」といったお墨付きを個人ベースで発信できたことがビームスのお客さまに刺さった。最近は、日本でしか買えないモノとして購入される感度の高い外国人も多い。

「蔦屋家電」
音楽コンシェルジュに聞く
「アンビー」と最新イヤホン事情

—— “アンビー”の印象は?

平井一史 二子玉川 蔦屋家電 音楽コンシェルジュ(以下、平井):ポップでスタイリッシュ。

—— “アンビー”の魅力は?

平井:耳をふさがないところ。長時間付けていても耳への負担が少ないところ。

—— 店頭でのお客様の反応は?

平井:年齢層を問わず女性に人気。「耳から落ちにくい」「かわいい」「周りの音が聞こえるので安心」といった反応が多い。音楽のジャンルや聞き方にもよるが、BGM的に気軽に聴くには十分。アクセサリー感もありファッション性も高いデザインが、音楽をファッションの一部として捉えている層に人気の理由だと思う。

—— 最近のイヤホン市場について。

平井:「イヤホン=音楽を聴くもの」だけではなくなり、動画視聴やオンライン会議など、イヤホンをつけている時間が長くなっている。イヤホンを使うシチュエーションもさまざまで、長時間つけていてストレスがないという意味でも、“ながら聴き”という聴き方が浸透してきた印象がある。見た目(デザイン)や機能、音質がイヤホンを選ぶ大事な要素となっている。

MODEL:NATSUKO IKEDA
PHOTO:SHUHEI SHINE
HAIR&MAKE:SAKI IKARASHI
TEXT:YUKI KOIKE

問い合わせ先
アンビー
support@ambie.co.jp