「メガネスーパー」を展開するビジョナリーホールディングスは、星﨑尚彦社長が辞任すると発表した。星﨑氏はグループ各社の全ての役職から離れる。
同社によると、「昨年12月下旬に、企業価値を毀損する行為の疑いに関する情報提供を得たことから、監査等委員が選定した外部専門家に調査作業を委託して調査を進めてきた。この調査により、業務委託先やその他取引先が星崎氏の実質的影響力の下に経営されている、または当社取締役・執行役員の一部が出資している会社である可能性、および当社グループの利益に反する可能性のある行為が認識されるに至った。監査等委員により調査経過の報告があり、合わせて公正性が確保された、より広範かつ詳細な調査が必要であるとの提案がなされた」といい、第三者委員会を設置して調査するという。
また、同社は3月17日に予定していた2023年4月期第3四半期決算の発表日を延期する。開示時期については、「現時点で未定であり、確定次第お知らせする」とした。
なお、ビジョナリーホールディングスの新社長には松本大輔社外取締役が就いた。