青山学院大学を拠点とするファッションブランドサークル、AOYAMA FASHION ASSOCIATION(アオヤマ ファッション アソシエーション以下、AFA)は3月16〜18日、2022-23年コレクションの展示会を開催する。縫製工場と連携して製品化したアイテムをそろえ、受注販売を行う。今回のコレクションではコートやブルゾン、ドレスをはじめ、企業とのコラボレーションアイテムなど計23型を発表する。
コレクションのテーマは“認識を変える、解放する”という意味を込めた「GROK(グロク)」で、 アート集団チームラボから着想を得た。AFAのクリエイティブディレクターを務める春日桜介代表はコレクションについて、「チームラボ、特に彼らの制作コンセプトである“ボーダレス”や“境界”に着目した。今年度で引退する私たち3年生の大学生活がコロナウイルスによる“分断”と共に幕を開けたことが大きく関係している。“分断”と向き合い、乗り越えようとしてきた自分たちらしいコレクションテーマ。新しい時代を担う私たちのチームによる共創を感じてもらえれば嬉しい」と語る。
会場では「ナノ・ユニバース(NANO UNIVERSE)」や「オーマイグラス東京(OH MY GLASSES TOKYO)」とコラボレーションしたアイテムや、豊島と協業して廃棄生地を活用した作品も発表する。
AFAは2月に3DCGソフト「CLO(クロ)」を使用したデジタルコレクションを発表しており、デザインやディレクションに注力した試みを続ける。
■AOYAMA FASHION ASSOCIATION 2022-23年度コレクション展示会「GROK」
日程:3月16〜18日
時間:11:00〜19:00
場所:レオン・インターナショナル プレスルーム
住所:東京都渋谷区渋谷1丁目20番26号ユーエスト⻘山ビル1F
※招待制