ファッション

北欧名作家具「カール・ハンセン」のイベントが東京・中目黒で開催 現代におけるクラフトを紹介

 デンマーク発「カール・ハンセン&サン(CARL HANESEN&SON以下、カール・ハンセン)は、4月13〜16日、東京・中目黒のハイクギャラリーで企画展「ストック・バイ・ザ・ラボ(STOCK BY THE LAB)」を開催する。同展は、デンマークで行われる「家具職人の秋季展」で出会ったローラ・ビルデ(Laure Bilde)とティボー・アルゲイヤー(Thibaut Allgayer)が「カール・ハンセン」の見習工と共働して製作したストレージコレクション“ストック”を紹介するものだ。

 同コレクションは、輸送用の木箱に由来。昔、家具職人がアメリカからデンマークの港に届くオレゴンパイン材の輸送用木箱を集めて家具に作り直したことにちなんでいる。その歴史とクラフツマンシップからインスパイアされてビルデとアルゲイヤーは“ストック”をデザインした。素材のオレゴンパインは、2011年にカール・ハンセンの傘下に入ったデンマーク最古のキャビネットメーカーであるルド・ラスムッセンに残されていたものを使用。このプロジェクトは、「カール・ハンセン」のCSR活動の一つで、デンマークのクラフツマンシップの継承と優れた家具職人の育成を目的としたワークショップ「ザ・ラボ」の一環だ。ビルデとアルゲイヤーは今年の秋も「カール・ハンセン」と共に新しいコンセプトの家具を製作し、「家具職人の秋季展」へ出展を予定している。

■ ストック・バイ・ザ・ラボ
会期:4月13〜16日
会場:ハイクギャラリー 東京都目黒区東山1-15-5 静宏荘1階
時間:12:00~18:00(初日のみ15:00~)
※来場者には限定オリジナルポストカードをプレゼント

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。