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「ザ・コンランショップ」が東京・代官山に登場 アジアの目利きと選ぶ独自の品ぞろえ

 「ザ・コンランショップ(THE CONRAN SHOP以下、コンラン)」が4月29日、東京・代官山のヒルサイドテラスにオープンした。1階と地階から構成される約200平方メートルの同店は、世界初のローカル編集店舗。アジアの作り手やデザインにフォーカス。中原慎一郎コンランショップ・ジャパン代表と代官山店のスタッフがアジア各地の目利きたちと選んだ商品をそろえる。自然光が入る店内では、家具や小物、テーブルウエアなどを“包む”“もてなす”“贈る”“しつらえる”というテーマごとに提案。これらの商品は、スタッフが作り手に会って話を聞き、直接選んで買い付けてきたものばかりだ。

 地階はギャラリースペースとティーバーの「聴景居(ちょうけいきょ)」で構成。ギャラリースペースでは、買い付け時に出会った職人や作家、デザイナーに焦点を当てて、アジア各地でもの作りをしている人々の表現の場にする。初回展覧会は、岡山を拠点に活動する陶芸家の伊藤環による「KANSEI」。日本的な美しさを持ちながら堅苦しくない道具を展示する。

 「聴景居」のディレクションは櫻井焙茶研究所の櫻井真也が担当。煎茶や抹茶はもちろん、日本産の茶葉を使用した紅茶や白茶、烏龍茶などを提供。ほうじ茶をチャイにしたり、中国茶器を使ったり、お茶の淹れ方や飲み方でアジアを表現している。お茶のコースをはじめ、番茶と紹興酒、抹茶とマッコリなどをミックスした茶酒も提供する。

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