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伊藤忠・繊維、23年度は純利益330億円を計画

伊藤忠商事の繊維カンパニーは、2024年3月期に純利益330億円を計画する。デサントや昨年子会社化した「アンダーアーマー」を展開するドームなどのスポーツ分野、コンバースなどのシューズ分野での収益拡大に加え、一過性利益の増加を見込む。実現すれば、2014年3月期の325億円を超えて過去最高になる。コロナ収束に伴う日本のアパレル小売市場の回復が鮮明になってきた。

23年3月期は、売上総利益が前期比197億円増の1165億円、営業利益は同63億円増の136億円、純利益は同3億円増の254億円、総資産は209億円増の4577億円だった。主要子会社の取り込み損益ではジョイックスコーポレーション(取込比率100%)が7億円→11億円、レリアン(同100%)が17億円→7億円、デサント(同40%)が27億円→41億円、ドーム(同69.7%)が0→5億円、エドウイン(同100%)が16億円→6億円、三景(同100%)が5億円→11億円、香港子会社のIPA(同100%)が20億円→22億円、中国子会社の伊藤忠繊維貿易(同100%)が17億円→21億円。

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