サザビーリーグのウィメンズブランド「エブール(EBURE)」は今秋、自宅や旅先などのリラックスシーンでの着用を想定した“リビングライン”を立ち上げる。「エブール」の日本橋店など一部の直営店と、セレクトショップ「ロンハーマン(RON HERMAN)」の千駄ヶ谷、二子玉川、六本木、辻堂、福岡の5店舗で8月後半から販売する予定。
同じくサザビーリーグが運営する「ロンハーマン」のリビングのチームからの相談がきっかけになり、新ライン立ち上げに至った。リサイクルカシミヤ、オーガニックコットンなど環境にも配慮した上質な素材を使い、長く着られるシンプルなデザインながら、シルエットや仕立てでエレガントさを追求したアイテムがそろう。
リサイクルカシミヤでは、ミックス糸のタートルネックトップス(7万2600円)やカーディガン(8万3600円)のほか、単色のノースリーブロングカーディガン(7万2600円)などを企画。オーガニックコットンのスエット素材は、ロング丈のワンピース(3万9600円)に。カジュアルになりがちなスエットも、クリーンで凛とした表情に仕上げている。
ウールのミラノリブは、「エブール」の既存ラインでも使ってきた素材。より薄手にしているが、しっかりとした生地感で体のラインを拾いにくいのが特徴。裾リブのパンツ(3万4100円)やロングスリーブプルオーバー(3万1900円)などに仕立てた。ウール混のテレコ生地は細番手で繊細な表情。ドレープがきれいなロングワンピース(3万4100円)などを企画した。
シーズンごとに全く新しい商品を提案するのではなく、定番としてアップデートしながら、色や素材の変化でその時の気分を取り入れていく。来春夏商品では、自宅で洗濯可能なアイテムなどもそろえていく予定。