スポーツ用アイウエアのリーディングブランド「オークリー(OAKLEY)」は5月26日、仏パリ発の気鋭ランニングブランド「サティスファイ(SATISFY)」との協業カプセルコレクション第一弾として、サングラスを発売する。「オークリー」「サティスファイ」それぞれの公式EC、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、渋谷のオークリー ストアで扱う。6月24日には、第二弾としてサングラスやアパレルを発売する予定。
「サティスファイ」は、スケートカルチャーやパンクロックを背景にし、スキニーデニムが人気だった「エイプリル77(APRIL 77)」を手掛けていたブライス・パルトゥーシュ(Brice Partouche)が、ランニングにハマって2015年に立ち上げたブランド。機能性と共にスタイリッシュなデザインも追求しており、アクティブウエアとしてだけでなくハイファッションの文脈でも注目されている。
今回の協業コレクションは、「『オークリー』のアーカイブをインスピレーション源に、『サティスファイ』の理想とテクノロジーを注ぎ込んでアップデート」する形で企画した。「話題作りのための注目アイテムではなく、実際にランナーのライフスタイルに寄り添うアイテム」という。
第一弾で発売するサングラスは「オークリー」が1992年に発売したモデルがベースとなっている“リ・サブゼロ”(4万3120円)。24グラムと非常に軽く、フレームカラーはダスティーローズとマットブラックの2モデル。第二弾で発売するサングラスは、1990年代に発売した「オークリー」を象徴するサングラス“アイジャケット”の限定デザイン(3万2450円)。アパレルは、ハット、Tシャツ、ベースレイヤーなど4型の予定。
「オークリー」は1975年に米カリフォルニアでスタートし、現在はアイウエア大手のエシロールルックスオティカ傘下。パリの有力セレクトショップ、ザ ブロークン アーム(THE BROKEN ARM)が「オークリー」のスニーカーを取り扱うなど、近年スポーツ用サングラスやゴーグルだけでなく、古着を含むスニーカーやアパレルもファッション好きの間で注目を集めている。