研修名:
ゴルフ研修
対象者:
ゴルフブランドに所属する販売スタッフ
ゴルファーの1日を体感し
リアリティーのある接客が可能に
少子高齢化による労働力人口の減少やグローバル人材の確保など、人材育成の課題が長く指摘されてきた。コロナ禍を経て、働き方やコミュニケーションに変化が生まれ、人材育成の重要性はさらに高まっている。本特集では、独自の研修プログラムで成果を上げる12社の取り組みを紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2023年6月5日号からの抜粋に加筆しています)
TSIホールディングスの成長をけん引する「パーリーゲイツ」「ジャックバニー!!」「ニューバランスゴルフ」などのゴルフブランドでは、販売員を対象に2017年からゴルフ場での実地研修を続けている。コロナ禍で中断していたが、昨年3年ぶりに再開。この5月も神奈川県茅ヶ崎にあるゴルフ場で開催した。ゴルフは初期費用がかかり自力で経験するのが難しい場合も多く、入社1〜2年目の若手や中途入社の販売スタッフに会社負担で体験させ接客に役立てる狙いだ。今年は新卒入社でゴルフブランド配属となった22人中、ゴルフ経験者は2人だった。以前は4泊5日で行っていたが現在は日帰りで開催。参加者は車寄せや受付、ロッカールームなどクラブハウス内を見学し、使い方やマナーを習得する。その後、接客ロールプレイングなどの基礎研修に加え、レッスンプロを付けたグリップ・スイング講座、コース内レッスン、チーム対抗のパッティングゲームとラウンドを通してゴルフ場で過ごす1日の流れを体験する。
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