コロナ明けの開放感に背中を押され、2023年春夏のファッション消費が全般的に活況だ。ウィメンズのリアルクローズマーケットでは、ステイホーム期間中に広がったリラックスウエアに代わって、ジャケットスタイルやシアー素材のブラウスなど、華やかなアイテムが売れている。23-24年秋冬もこうした傾向は続くと見て、アパレルメーカーやセレクトショップ各社の提案に力が入っている。今秋冬向けの展示会で特に新鮮だったのは、ラメやグリッターの輝きを主役にしたスタイル。食事会やパーティーなど、年末に向けて夜のお出かけシーンが増えることを背景に、着ることで自分や周りの気分を盛り上げて明るくするようなアイテムが一気に広がっている。このページでは、有力ブランド&ショップの展示会取材を通し、編集部が今秋冬に「売れる!」と考えた6つの傾向を紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2023年6月26日号からの抜粋です)
ラメ&グリッター
Brighten Your Life!
お出かけシーンの拡大を受けて、ラメ混のニットやツイード、サテン、箔レザー、ラインストーンなどで輝きを取り入れたアイテムが一気に拡大している。買いやすい価格の雑貨も多く、意外と幅広い層に受け入れられそうだ。シーズンごとにガラッとトレンドが変わることがなくなった中で、久々に分かりやすく新鮮さを感じる提案で期待は高まる。
英国調トラッド
Trad Style Forever
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