「WWDJAPAN」の最新号は、リアルトレンド特集。ウィメンズチームが先月、今月と展示会をガシガシ回り、足で稼いだ43ブランドの2023-24年秋冬の提案をまとめています。
紙面を校正していて、気になるフレーズを見つけました。特集をリードした本橋記者が編集後記で語った一節です。「アパレルブランドの多くは、コロナ禍で苦境に立たされたことで『ブランド独自の提案をしよう』という流れになっていたんです。でも数字がついてこなかったという正直な声も聞こえていて……」とあります。
実際、その通りなのでしょう。本橋記者が言う通り、そして上の記事で紹介する通り、アパレル各社は「着て気持ちが高揚したり、存在感があったりするもの」作りに果敢に挑みました。結果、私のような人間には今の売り場は楽しくて仕方ないのですが、「着られる服がないよ……」なんて感じてしまう人もいるかもしれません。編集後記で本橋記者が語る通り、「リアルトレンドは塩梅が難しい」ですね。
そこで思うのは、「コンテンツとプロダクト、リアル」の提供を目指して、今度は「リアル」に挑戦してみない?ってことです。
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