ファッション

「トム ブラウン ニューヨーク」2017年春夏パリ・メンズ・コレクション

REPORT

テーラードスタイルでサーフィンを楽しむ!?トム・ブラウンが考える夏のパラダイス

四角く囲まれた黒い砂浜には、漆黒の椰子の木が1本。まるでランウエイという海に囲まれた島のようだ。砂浜にはネオプレン素材のトロンプルイユのセットアップを着たモデルが椰子の木にもたれかかっている。ゆっくりと流れだした映画「ジョーズ」のテーマ曲とともに、サメの被り物をしたモデルがランウエイに登場。右へ左へ、ゆらゆらしながら四角い砂浜の周りを回り始めた。サメは回遊しながら、獲物を狙っているようだ。

サメの後に現れたのは、ネオプレンで作った超ビッグシルエットのチェスターコート風ウエットスーツを着たモデルたち。音楽がビーチサウンドに変わると、彼らはウエットスーツを脱ぎだし、オレンジやイエロー、グリーンなど、パステルカラーのジャケット姿に変身した。ジャケットを彩るのは、照りつけるような太陽やハイビスカスの刺繍や、サメやサーフボードのプリントだ。

ただ、このスーツはすべて、背中のファスナーで開閉する仕様。ラストではモデルが背中のファスナーをおろし、トリコロールカラーの水着姿に再度変身した。彼らは一度バックステージに戻り、サーフボードを抱えて再登場。ロングボードには水着同様のトリコロールがプリントされ、会場は一気にカラフルで華やかなムードに包まれた。

LOOK

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“カワイイ”エボリューション! 2026年春夏ウィメンズリアルトレンド特集

「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。