ファッション

元「マーガレット・ハウエル」デザイナーが新ブランド 民藝がテーマ

民藝をテーマにしたアパレルブランド「ソサエティ オブ ローカルアーツ(SOCIETY OF LOCAL ARTS以下、S.O.L.A)」が登場した。同ブランドは、元「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」のメンズデザイナーである日下淳がディレクションを手掛ける。彼は、民藝の品々が欧米に負けないセンスや色彩であることに着目し、民藝の素晴らしさを世界に伝える活動を目的としたアパレル「S.O.L.A」を立ち上げた。クリエイティブアドバイザーは民藝に関する多くの書籍の著者がある萩原健太郎が担当。日本民藝館の収蔵品をもとに柄を作成し、京都で職人による手捺染めを施したりデジタルプリントで表現したり、日本の手仕事を駆使し、民藝のセンスと組み合わせた質の高いユニセックスウエアや小物類を国内外に向けて提案する。

2024年春夏では、緑、白、黒のかけ分け皿でなどで知られる鳥取の因州中井窯からインスピレーションを得たコレクションを発表。価格はウエアが2万〜7万円、バッグやハットなどの小物類が、6000〜1万8000円。8月10日まで東京・渋谷のUNITE NINEショールームでバイヤー向け展示会を開催中だ。

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